ジャッカル打鍵のうちJIS X 4063と互換性を保つために
fとjの単打を除いたジャッカルライトをベースにazikの第二
打鍵を取り入れてみた。
しかし、JIS X 4063の縛りはきつく、azikのwやhは第二
打鍵に使えない。
どうしてもJIS X 4063の必須部分は準拠したい。
そこで思いついたのが、KKなどの同音が続くときに
別の文字を割り当てることである。
入力しやすい;を割り当ててみた。
例えばKKならk;とする。
これで第二打鍵は多くの文字を割り当てることができる。
結果、JIS X 4063の必須は全部準拠したローマ字変換を
作ることができた。
これをjalekと名づけた。
JAcql Light Extended aziKから
その実力は…
朝日新聞の記事をサンプルにローマ字入力と比較してみると
ローマ字 2417打 ---
jalek 2002打 16.9%削減
azik 2066打 14.5%削減
azik拡張 1996打 17.4%削減
因みにカナ入力は
カナ 2084打
ということで、カナ入力やazikに匹敵する効率を引き出せる。
しかも、ローマ字入力と完全互換なので、導入するリスクは0。
少しずつjalekをおぼえていけば、自然に入力が早くなる。
バグ取りしたらMatrix1.1に組み込む。
クリップボード履歴に続いて、定型文を実装した。
「Your text」ということで、従来コピー機能に割り当てていたYキーを
定型文に割り当てた。
これで、私が考えていた機能をほぼ実装できた。
定型文については、a-zの26文字ではなく2階層にして、もっと登録
できるようにすべきだと思う。
他、azikのエミュレートを苦労して作ったけど、jaqcl打鍵というものを
見つけた。
これとazikを組み合わせて拡張すれば、相当面白いことになりそう。
目標、今週中!
本日VectorにMatrixが登録された。
さて、反応はどうだろうか?
操作効率を考えている人なら、このソフトの面白さが
分かってくれると思うのだが…
そんな人は少ないかなぁ?
他のPCでどうしても必要なツール。
それはクリップボード履歴。
これをキーボード操作のみから簡単に利用できるようにして
Matrixに組み込んだ。
これで、ほぼ初期の段階で構想していた機能を組み込めた。
WordでのIME状態の取得はあきらめていたが、詳細な日本語機能をOFF
にすれば取得できるようだ。
また、頑張れば、この機能をOFFにしないでも取得できるかもしれない。
まだ改善の余地あり。
ついに壁を乗り越えました。
AZIKをMatrixに組み込むことができました。
AZIKがIMEによらずに、小さなアプリだけで利用することが
できます。
かなり難しかったのですが、AZIKの仕様をそのまま実装してみました。
自分で使っていてもかなり気持ちがいいです。